美智子さま悩ませる「立皇嗣の礼」の延期 「必ず見届けたい」との願いも



文/編集部

コロナ禍における天皇陛下のご動向

新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るう中、皇族方にも公私にわたり様々な影響が出ている。

「今年5月に予定されていた両陛下のイギリスへの公式訪問は当面の間延期となり、国内に於いても地方行幸啓の一つである『全国植樹祭』が中止となっています。9月には『全国豊かな海づくり大会』が宮城県で、10月には『国民体育大会』が予定されていましたが、まだ公式なアナウンスは無いものの、実施は絶望的に思われます。仕方のないこととはいえ、両陛下も国民との交流の機会が一切持てない状況なのです。常に国民の事を第一に考えられてきた両陛下ですから、何かおことばを発信する機会だけでも持てないものかと、もどかしく思われているかもしれません」(皇室ジャーナリスト)



愛子さまの卒業式にも参加されず

私的な面では、両陛下が愛子さまの高校の卒業式への参加を見送られた。これには、感染予防の観点の他にも他の保護者の方々への配慮があったことを、宮内庁関係者が明かす。

「両陛下が式への参列を見送られた背景には、感染予防という面もありますが、それ以上に他の保護者の方々と同じ目線でありたいという思いがにじみ出ていました。皇族方がお出ましとなれば、平時でも多くのSPが動員されますが、この状況下には更に厳戒態勢を敷かねばなりません。それは両陛下にとっては不本意なことであったのでしょう」(宮内庁関係者)

振り返れば、陛下は2月23日の「天皇誕生日」の一般参賀も見送られ、率先してコロナ予防への危機意識を示されてきた。この危機意識はご一家でも共有されておられ、卒業式の際に皇族方で初めてマスクを付けてお出ましになられた愛子さまのお姿は印象的だった。



美智子さまを悩ませる立皇嗣の礼

このように、国民への配慮と予防意識を徹底される天皇家に対し、美智子さまも温かい視線を注がれているようだ。上皇に近い関係者は語る。

「美智子さまは、3月19日の皇居ご退去後の滞在先でも、外出や散策を控えられていらっしゃいました。また、葉山から那須の御料牧場に移動された際にも、“クラスター”を懸念し、人だかりができないように日程を公にされないなど、徹底して感染予防意識を持たれていました。ですから、天皇ご一家が率先して国民に感染予防を啓蒙されているお姿を心強く思われていたようです」(上皇関係者、以下同)

一方で、美智子さまのご憂慮は「立皇嗣の礼」のことであるという。

「儀式の延期が正式に決定するまで、美智子さまも気が気でないといったご様子だったように思います。やはり情勢を考えれば延期が当然ですが、秋篠宮殿下の一世一代の晴れ舞台を早くご覧になりたいというお気持ちもあったでしょう。事実上の無期限延期が決まってからは、“高齢者が重症化しやすい”という点を踏まえてこれまで以上に感染予防に努められていらっしゃいます。延期がいつまでになるか分からない状況ですが、健康に一層留意しているお姿には、“必ずこの目で立皇嗣の礼を見届けたい”との思いが込められているようにも思えます」

多くの国民が不安を抱える状況の中、美智子さまも一日も早い収束を願われていることだろう。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。