愛子さま、旧宮家から婿取りか 関係者「皇族に結婚の自由はない」




文/近藤葵

皇室典範改正にむけての有識者聞き取り

皇統は危機に瀕している。

現在の皇室典範によれば、男系男子にのみ皇位継承権が認められている。さらに女性宮家も認められていないため、愛子さま、眞子さま、佳子さまの三内親王は、結婚と共に降嫁してしまう。そのため次世代の皇室は、悠仁さまお一人になってしまう可能性が高い。

仮に悠仁さまが結婚できない、もしくは結婚できても男子に恵まれないという事態に陥れば、その時点で2000年以上続いてきた皇統は断絶することになる。

「天皇は国民統合の象徴であり、戦後70年に渡り国民と苦楽を歩んできました。支持率も極めて高い。天皇制を維持したいというのはまさに国民の総意でしょう。皇統断絶を回避するために、女性天皇・女系天皇を認めるべきとの立場が国民の8割を占めていますが、これまで皇統が男系男子によって紡がれてきたことからこれに頑強に反対する保守派の方々も少なからずいることは事実です」(皇室ジャーナリスト)



安倍政権も旧宮家復帰は難しいと考えている

奇しくも現在政権を握っている安倍政権は、男系男子を推す保守派から支持を集めており、女系天皇を何とか防ぐための水際作戦として、女性天皇・女性宮家をも断固拒否する構えだ。その保守派は、男系男子の皇統を維持するために、戦後GHQによって離脱させられた旧宮家の復帰を代案としている。だが旧宮家は、現皇室とはかなりの遠縁にあたり、国民からの認知度もゼロに近く、全く支持を集めていないのが現状だ。

「女性天皇や女系天皇、女性宮家を認めれば保守派が騒ぎ出す始末。かといって、国民から全く支持されていない旧宮家を復帰させるというのも現実的ではありません。菅官房長官も2月10日の会見で、旧宮家の方々に復帰意向の確認を『考えていない』と明言しました。ですから安倍政権といえども、旧宮家の皇籍復帰は非現実的であると考えています」(官邸消息筋)

だがこの一方で、産経新聞(2020.4.15)が報じたところによれば、皇位継承問題について安倍政権は有識者たちに「旧宮家復帰」について聴取していることも明らかになった。これはどういうことなのか?

「それは今年初めから行われている聴取で、有識者に『旧宮家復帰』について問い、その実現がかなり難しいと判断したので2月10日の段階で菅官房長官が否定のコメントを出したということです。すでに報じられている通り、安倍首相の腹案は『女性宮家』を容認して、皇位継承問題の議論を先送りにすることです」(同前、官邸消息筋)



愛子さまが旧宮家から婿取り?

しかし「宮家」とはそもそも天皇の候補者を確保するためのものだ。女性宮家を認めるということは、女性天皇・女系天皇を将来的にみとめる一歩になり得る。保守派から支持を受けている安倍政権がこれを検討しているとはどういうことなのだろうか?

先の関係者は次のように続ける。

「安倍政権は、有識者に『旧宮家の未婚の男子が内親王と結婚』を聴取しています。つまり、小室圭さまと結婚される眞子さまを除いた、愛子さま、佳子さまの二内親王に、旧宮家の未婚男子を婿養子として結婚させ、皇籍復帰させるという案です。こうすれば愛子さまら現皇族からの系譜を守りつつ、男系を維持することができます。

さすがに見ず知らずの一般人が、突然、宮家当主になれば国民から反発がでるでしょうから、これは女性宮家の創設をセットにした案です」(同前、官邸消息筋)



しかし、女性皇族にも、憲法が保障する「結婚の自由」はあるのではないか? さすがに男系を維持するためだけに、結婚の自由を制限することは、いささか時代錯誤過ぎないのだろうか? 

この問題に詳しい専門家に話を伺うと、

さすがに結婚を強制させることは不可能でしょう。まして夫婦生活は二人の協力があってこそ成立します。ですが、いわゆる恋愛結婚が一般化したのは戦後になってから、ここ30年ばかりのものです。それまではお見合い結婚が圧倒的に多かった。ですから、天皇家・秋篠宮家と旧宮家がなんらかの話し合いを持ち、それがきっかけとなって愛子さま佳子さまが、旧宮家男子と結婚する可能性はゼロではないでしょう。もちろん前時代的だとは思いますが…。

秋篠宮家は眞子さまと小室圭さんの結婚を認めたことからも明らかなように、秋篠宮家は『婚姻の自由』を侵してまで男系を維持したいとは考えていないでしょう。となると愛子さまが唯一の候補になります。愛子さまは国民からの人気も高い。愛子さまの系譜が皇統を紡ぐとなれば国民は喜んで迎えるでしょう」(皇室問題専門家)

一方、ある宮内庁関係者は次のように漏らす。

「皇室が公の存在である以上、皇族方に結婚の自由が制限されてしまうことは仕方のないことだと思います。ですが、旧宮家の未婚男子の婿入りなど馬鹿げています。女性天皇・女系天皇を認めればすべて解決します。愛子さま佳子さまと旧宮家男子を結婚させてまで男系を維持する必要などあるのでしょうか?」(宮内庁関係者)

皇位継承問題の議論は、新型コロナウィルスが沈静化し、立皇嗣の礼が挙行された後で本格的に始まる。

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