雅子さまと高校生の「感動秘話」 唯一ご会釈される勤労奉仕団の“誤解”とは…




文/編集部

雅子さまと皇居勤労奉仕団

令和になり、輝きを増す雅子さま。今年1月10日は年末年始の宮中行事で激務の中、勤労奉仕団へのご会釈も行われた。

(宮内庁ホームページより)

勤労奉仕団は各地からグループで訪れて皇居や赤坂御用地などを清掃するボランティア。天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻が、週に2回ほど奉仕団に会って礼を述べるのが慣例になっている。

(Wikipedia「勤労奉仕団」より抜粋)

令和2年1月10日。この日、赤坂御所での勤労奉仕を行ったのは青森県の高校「大和山学園 松風塾高等学校」の2年生の一団だった。

松風塾高校は神道系の宗教団体「松緑神道大和山」が母体となった全寮制の中高一貫私立高校であり、皇居への勤労奉仕を2学年の冬の年中行事として毎年実施している全国でも数少ない学校である(確認できる中では、他に千葉県の麗澤高校のみ)。

雅子さまはご病気であった間、残念ながらずっと、「勤労奉仕団」のご会釈を欠席されてきたが、少なくとも2013年以降、ほぼ年に一回、唯一この松風塾高校だけに対してご会釈に臨んできた



なぜ、松風塾高校だけにご会釈に臨まれてきたのか…

不特定多数の人と会う機会をなるべく避けてきたのが療養中の雅子さまの姿勢だったため、松風塾高校に対する異例の対応に、ネット上には疑問の声や様々なうわさやデマが囁かれている。

中でも醜悪なデマは「大和山学園は韓国とのつながりがあるからだ」というものである。

(松風塾高校の校長が民団に表彰される)

つまり、「韓国と繋がりのあるサヨク高校を、雅子さまがわざわざ特別扱いしている」という理屈であるが、「これほどひどいデマはない」と元東宮御所(当時)関係者が明かしてくれた。



松風塾高校は真の保守

元東宮御所関係者はこう語る。

「皇后陛下が松風塾高校だけに勤労奉仕のご会釈をされていることで、様々な憶測が飛び交っていますが、どれも根拠のないものです。雅子さまは2003年を最後に療養生活に入られ、勤労奉仕のご会釈にお出にならなかった。ですが、2007年の1月に1回だけ体調が良かった時にたまたま勤労奉仕に来てくださっていたのが松風塾の高校生たちだったのです。

その後、松風塾の高校生らと2013年に再会しました。それをきっかけに、『せっかく全国でも珍しい高校生がわざわざ勤労奉仕に来てくれているのだから』『毎年来てくれている高校生だから』と、無理を押してお出ましになってくださった、これが実体なんです」(元東宮御所関係者)

元東宮御所関係者は「韓国との繋がり」についてもこう述べる。

「松風塾高校の校長と韓国の関係も噂されますが、ハッキリってばかばかしい。そもそも松風塾は”保守”です。松風塾高校の学生は勤労奉仕を実施した後に、靖国神社にも参拝して、遊就館を見学するのが定例です。『韓国と仲がいい高校だから…』と言うのなら、むしろ同時に、『靖国神社にも参拝する高校だからこそ、雅子さまも病気を押してご会釈に望まれた』とも言わなければフェアではありません。

(松風塾高校facebook)

学生に皇室への敬愛の心と母国への愛を涵養させようというのが松風塾高校の方針ですので、『サヨク高校への贔屓』という批判は全く当てはまらないと思います」(元東宮御所関係者)

皇居内の隅々まで清掃奉仕をし、天皇・皇后両陛下のお言葉を賜ることができますことは人生において何度も叶うことではございませんし、生徒諸君の人生において大きな記念となることと存じます。また、皇居内には昭和天皇をはじめ、歴代天皇の面影が数多く残されております。日本の国ぶりを自分の眼で確かめ、自分の耳で聞くことは、次代を担う青年にとってかけがえのない経験となるはずと考えます。海外の演奏修学旅行で外から眺めた日本を、今一度、内側から見つめる良い機会でありますので、なにとぞこの旅行に賛同くださいますようお願い申し上げます。』(創立者 田澤康三郎先生)

(松風塾高校ホームページより)

それに、韓国に修学旅行に行って日韓親善行事を行う高校は日本にごまんとあります。そもそも『隣国との友好を育てる』という姿勢は”保守”の真骨頂のはずでしょう。明治天皇も大正天皇も昭和天皇も韓国との友好は願っておられました(元東宮御所関係者)

確かに、韓国に修学旅行に行っていることや、校長が韓国民団から表彰されたことだけをもって、親韓・サヨク・反日とムリヤリ決めつけるのはどう考えても非論理的であろう。

むしろ毎年、冬の盛り(1月)に、皇居勤労奉仕のためにわざわざ青森県から来ている高校生をねぎらうためにご会釈に臨まれていたというのが筋が通る話である。



皇居勤労奉仕団は必要か

皇居勤労奉仕団へのご会釈は、そもそも戦後すぐの時代に自然発生的に実施していた市民による皇居の掃除に、昭和天皇がサプライズ的にドタ出したことから始まった慣習に過ぎず、これについては「無理してお出ましになることを続ける必要はないのではないか」という声もちらほらある。

しかし、一般国民と天皇陛下が人と人との人格的な交流ができる数少ない場でもあり、あくまで無理のない範囲であれば、続けてくださることが望ましく思える。

皇后陛下はご体調の回復とともに、おそらくご自分のペースを守りながら勤労奉仕団とのご会釈にも臨まれていくだろう。もしかしたら、両陛下がお忙しいときは、愛子さまが単独でお出ましになる機会もあるかもしれない。

「誰よりも国民を愛された昭和天皇以来の伝統として、今上陛下も勤労奉仕団の方々とお会いになるのをいつも楽しみにされています。

それに、松風塾高校の卒業生の中には勤労奉仕団の経験がきっかけで『皇室のために仕事がしたい』と、宮内庁に就職した学生もいます。つまり、皇室と国民との間の草の根の交流が勤労奉仕団なんですよ」(元東宮御所関係者)

国民と皇室の相思相愛の関係が続く限り、陛下がお出ましになろうがなるまいが、勤労奉仕団はきっと変わらず続いていく。それが日本の国柄ではないだろうか。

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