雅子さま「皇后一年生」の通信簿は何点? 識者たちのコメント揃う




文/編集部

令和がはじまってもうすぐ1年

平成から令和へ御代替わりしてから1年が経とうとしている。即位礼正殿の儀や、祝賀パレード、大嘗祭と重要儀式執り行われる中、ひときわ輝いていたのは、皇后となられた雅子さまであったことは間違いなかろう。ある宮内庁関係者は次のように語る。

「適応障害で体調が万全ではない中での御代替わりとなりました。当初は儀式に出席できるのか危ぶむ報道が相次ぎましたが、ふたを開けてみれば、すべての重要儀式に出席されました。多くの国民が勇気づけられたことでしょう」(宮内庁関係者)

また、元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、メディアの質問に答えて、

「皇后陛下には、即位関連の儀式、行事には出なくてはいけないというプレッシャーがあったことでしょう。

しかし、プレッシャーに打ち勝ち、すべての儀式、行事に出席されました。心からよかったと思っています」(山下晋司さん)

と述べている。多くの国民にとって皇后1年生の雅子さまの活躍は、まさに100点満点であったろう。令和が最初の1年を迎えるにあたって、各界から雅子さまを再評価するコメントが相次いで発表されている。



陛下と並び存在感を示した雅子さま

『皇后考』の著者・原武史さんが印象に残った光景としてあげるのは、新型コロナウィルスにかんするご進講を受ける両陛下のお写真だ。

「椅子を並べてふたりで進講を受ける姿は、天皇と皇后が対等な関係であることを視覚的に感じさせるものでした“皇后が天皇を立てる”といった、これまでの皇后像とは違った新しい夫婦の関係性が垣間見えたように思います」(原武史さん)

古い人ならば「皇后は天皇から三歩下がるべきだ」と主張するかもしれない。しかしこのような対等な夫婦像は天皇陛下ご自身の希望でもあるという。

「天皇陛下は、上皇陛下よりも控えめで男女同権などにとても配慮されておられます。即位後初の地方行事となった全国植樹祭では『皆さんとご一緒に植樹を行うことを喜ばしく思います』と、国民に対し敬語で挨拶されました。

このような謙虚な姿勢が皇后陛下のあり方と共鳴して良い方向に動いているように感じます」(皇室ジャーナリスト)



適応障害を越えて

コラムニストで『雅子さまの笑顔 生きづらさを超えて』の著者・矢部万季子さんは、適応障害に苦しまれながらも復活した雅子さまの立場を次のように読み解く。

「93年の婚約内定の記者会見で記者から“希望するお子さまの人数”について尋ねられ、ユーモアあるお答えをされました。雅子さま自身も男子出産が期待されていることは充分に理解されていたはずです。

しかし、そればかりは努力だけではどうにもならないこと。どれだけほかのことで活躍しても『男子出産』が第一に求められ、“なんのためにここにいるのだろうか”と、ご自分の存在意義が見えなくなってしまったのではないでしょうか。

この1年は雅子さまにとって、ご自分が“いるだけで価値がある存在”であることを再認識できた年だったのではないでしょうか」(矢部万季子さん)

また、雅子さまが最も輝かれた瞬間の一つとしてトランプ大統領ご夫妻との歓談をあげた。

「トランプ大統領ご夫妻と通訳を通さずに会話されたことが大変評判になりました。元外交官である雅子さまにとって語学力は当然で、国民が魅了されたのは海外の要人の前でも堂々と振る舞われる“国際性”だったと思います。

そして堂々たるご様子は国民の前でも変わらず、同時に心からの笑顔をお見せになっています。そこに雅子さまの素晴らしきを感じます」(矢部万季子さん)



秋篠宮家派も“転向”する雅子さまの笑顔

コラムニストで、大の秋篠宮家・美智子さまファンだった辛酸なめ子さんも雅子さまを大絶賛する。

「’93年のご成婚のときを『第1次ブーム』とするならば、昨年5月前後から続く御代がわりのタイミングが『第2次ブーム』でしょう。即位が近づくにつれて、世の中が雅子さまを応援するムードになるのを感じました。

皇太子妃時代には、どこかこわばった表情が多かったように感じましたが、即位のパレードで見せられた表情は、打って変わったような自然な笑顔。

素晴らしい笑顔に、国民は安心したことと思います。つらい経験をされたからこそ出る慈愛を、いまの笑顔から感じます(辛酸なめ子さん)

このように雅子さまを大絶賛するが、かつて辛酸なめ子さんは週刊誌の紙面上で次のように述べていた。(週刊現代 2008.4.19号)

「雅子さまを見ていると、時折、どうも日本文化にあまり愛着を抱いていないのでは? と思う瞬間があります」

「雅子さまも適応障害に苦しんでおられますが、最近ではお友達とともにフレンチの三つ星店『ロオジエ』でお食事を楽しむなど、明るいニュースも聞こえてくるようになりました。今後は皇室外交に活かすためにも、フレンチだけでなく和食にも親しんで頂ければと思います」

「皇室も見た目が9割、ファッションセンスで美智子さまに軍配」

どうやら令和になって雅子さまファンに転向したようだ。



雅子さまの慈愛と涙に感動

『素顔の雅子さま』の著者・つげのり子さんは、即位関連行事で流された雅子さまの「涙」に注目する。

「オープンカーの後部座席に座られた雅子さまは、実は、お手振りされていない方の手でドアの内側のハンドルをしっかり握られていたのです。揺れる車の中で、そうしてバランスを取りながら体をねじり、沿道の人々にできるだけ正対しようとされていらっしゃいました。

いくら車がゆっくり走るとはいえ、片手でバランスを取りながらお手振りされるのは苦しい体勢だったはず。できる限り国民の方を向いて感謝を伝える、雅子さまの誠実なお気持ちが感じられました。

即位関連行事で雅子さまが見せられた涙は、国民への“感謝”の表れだと思います。つらい時期があっても、いつか乗り越えられるときが来る。そんな希望を多くの女性に与えたのではないでしょうか」(つげのり子)

多くの国民に希望と感動を与えた雅子さま。まさに皇后1年目の通信簿は「満点」といえるだろう。

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