紀子さま「私的な海外公務」に陰り 「国民との信頼関係回復を優先すべき」の声も




文/編集部

紀子さまのスペイン訪問は中止

新型コロナウイルスの終息が見えない中、皇族方の日常も大きく変化した。

「毎週、国内外問わず様々なご公務に忙しい日々を過ごされてきた皇族方ですが、一転して今はお住まいでの自粛生活を続けられています。情勢を鑑みれば、今年中の海外訪問などはおろか、国内でのご公務もかなわないかもしれません」(宮内庁関係者)

5月初旬を軸に進められていた天皇、皇后両陛下の訪英も、3月19日の菅官房長官の会見で延期の方針が明かされている。これを受けて、新年早々読売新聞が独自記事として報じた秋篠宮妃紀子さまのオランダ、スペイン訪問も、一旦は白紙となると見られている。

読売の記事によれば、

秋篠宮妃紀子さまが今年7月にオランダ、10月にスペインを訪問される方向で検討が進んでいることが関係者への取材でわかった。母子愛育会と結核予防会の総裁として国際会議に出席される予定。今回は総裁を務める団体の公務として私的訪問になる見通し

読売新聞 2020年1月1日

とのことだった。

紀子さまは’18年にも初の単独海外訪問としてオランダを訪問されたが、それと同じ国際会議に出席される方向で進められていたようだ。仔細は分かっていないものの、国際親善の意味合いも含まれる訪問だったに違いない。

「オランダ、スペインでは感染者の数が徐々に減少傾向にあるものの、予断を許さない状況には違いありません。今回の国際会議は中止か、あるいは世界的に広がる“オンライン会議”などの方式が取られるのではないでしょうか」(外務省消息筋)



公務としての私的訪問とは何か?

ところで、この読売の独自記事で用いられた「公務としての私的訪問」とは一体何を意味するのだろうか。さる皇室ジャーナリストは以下のように解説する。

「読売の記事の中で、“皇太子妃の外国訪問は相手国から招聘を受けて夫婦揃って公式訪問するのが通例だった”と断りを入れていますから、相手国から招聘を受けてのものではありません。’18年のオランダ訪問も、宮内庁HPでは『ご旅行』となっています」(皇室ジャーナリスト、以下同)

実は、陛下が皇太子であった頃にも、同様の表現が使われていたそうだ。

「’09年2月6日の東宮大夫会見で、野村一成大夫(当時)はトルコで行われる『第5回水問題フォーラム』への陛下のご出席について、“私的ご旅行になる”と説明しました。先日、この事を宮内庁に問いましたところ、陛下は皇太子時代、『ご訪問』『ご旅行』『お立ち寄り』の3つの区分を使われておられたと。

ご訪問は相手国からの招待を受けた親善訪問、ご旅行は招待の無い非公式の位置づけ、お立ち寄りは文字通りトランジットのための立ち寄りです。皇族ご自身の研究などのための訪問は、旅行として国民に伝えられるようです」

なかなか理解しにくいが、天皇の公務は憲法で定められた国事行為が中心、皇太子、皇嗣、皇太子妃、皇嗣妃の公務に法の規定は無いため、しばしばこのような表現が用いられるという。



秋篠宮家は国民との信頼関係回復を!

紀子さまの’18年のオランダ訪問は結核予防の国際会議に出席されるためのものだった。肺結核の予防啓発をライフワークとされる紀子さまにとって、学術的に意義のある訪問であったことが分かる。大使や王族との食事の機会も持たれていたことから、国際親善としても成立していたはずだ。加えて、慣例に倣い“ご旅行”と控えめに表現している。にもかかわらず、この時には「意義が分からない」と国民から紀子さまへの評価は芳しくなかった。この件について、前出ジャーナリストは以下のように提言する。

「宮家が国民から信頼されている上で、国の代表として国際親善にあたっていただくことがベストなのですが、現状、国民との信頼関係は厳しい状況にあると言えます。この状況を打開するためにも、同家に起きている問題をきちんと解決することが先に求められています。

加えて、陛下とフェリペ国王、雅子さまとオランダのマキシマ王妃、スペインのレティシア王妃の交流のように、海外王族と同家との交流エピソードが国民に広く伝えられるようになることが、今後の秋篠宮の国際親善活動を守るためにも肝要だと思います」

皇族の減少が危惧される中、皇室の重要な役割である国際親善の担い手も減っている。秋篠宮家の海外訪問の意義が国民に十分理解され、応援される状況を作るためにも、宮家に起きている問題の解決と、親善関係の情報をもっと発信することが求められている。

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