海外「求人にも“和”の心…。日本で就職したい!」の声が続出



求人広告あれこれ

求人広告で最初に目が行くのは「給与」だろう。物価が高いアメリカやヨーロッパ諸国は、さすがに給与も高水準。弁護士などの專門職ではなく、ブルーカラーの職種であっても、なかなかの高給ぶりだ。日本では時給1000円前後が一般的な清掃員も、アメリカの時給は約1 .5倍。その勤務地がシアトル・マリナーズの本拠地であるセイフコ・フィールドとくれば、野球好きのアメリカ人なら即応募!?

求人情報にはお国柄も出ていて、例えば自然豊かなオーストラリアでは樹木医、アマゾンを抱えるブラジルでは環境問題專門の弁護士がよく求人されている。

カナダでは日本料理がつくれるシェフが募集されているが、なぜか主な役割に「韓国風の辛い麺のスープベース仕込み」と書かれている。海外では日本人がやっている日本料理店は少なく、同時に中華料理やキムチが出されることも珍しくはない。

カナダの求人広告


さて、一部の国の求人広告には、一番大事な「給与」が公開されていない。下のポーランドでの求人では、隣国ドイツで働ける人が募集されているが、給料については一切触れられていない。いったいどうしてなのか?

これは、プライバシーに配盧しているという理由。就職した人の給与が他人に知られないようにしているのだ。こういうケースにおいて給与は、採用時に交渉で決まるケースが多い。

「雇用主」と「労働者側」の「契約」という概念が非常に強く、それもあってか海外の求人広告には共通して、「ビジネスライク」というイメージが感じられる。その違和感は、雇用条件が事細かに記されているということだけではなく、「職場の雰囲気」をアピールする文言が一切見受けられない点にも抱く。

明るくアットホームな職場です!」

「未経験者も安心! やさしい先輩が懇切丁寧に指導します」

と、先輩スタッフの笑顔の写真まで掲載して仕事場の環境をアピールする日本の求人広告とは、正反対だ。これは、海外と日本における仕事に対する認識、優先するものが異なるからだろう。

海外では、雇用はやはり契約。求人広告は雇用条件を知るためのもの。一方、日本は雇用条件よりも、「なるべく働きやすい環境、社風、仲間たち」といった金銭以外の要素を知らせる傾向が強い。

これは、日本人ならではの「和の精神」の現れとも言える。

海外の反応

海外の声:日本職場は雰囲気をとても大切にするよね。あれは素晴らしいと思う。(アメリカ)

海外の声:社員を家族のように大切にする会社が多いね。「家族経営」っていうらしいよ。日本だと経営難に陥った時、給料カットもまずは社長からするらしい。こっちだと給料カットはまず社員だからねぇ。(アメリカ)

海外の声:日本は職場環境でも世界一みたいだね。俺も日本で就職したい!(イギリス)

ちょっと一息

いや、ブラック企業も多いんで…。

出典:https://chattusa.com、JAPAN CLASS 2016.8、https://www.bbc.com/news/business-52113841



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。